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HACCP 手順2:製品についての記述

HACCPの12手順の2番目です。

 

 手順2:製品についての記述 

 

があります。

 

製造する食品、仕入れる食品など、

みなさんの工場やお店で扱う食品、何がありますか?

 

いつも和菓子屋さんの話題で恐れ入りますが。。

 

ももろ「大将、こんにちは。今日は何が並んでるかな?」

大将 「よく来たね。6月だからね、水無月(みなづき)って

    6月の和菓子出してあるよ。

    暑くなってきたから、水まんじゅうも作ったよ。」

ももろ「水まんじゅう、作ったんですね!

    草餅はまだ置いてるんですね。」

大将 「そうねー。ちまきが残っちゃって困ったよ。

    草だんごは結構出たからまた出したよ。」

 

いろいろ和菓子の名前が出てきましたが、

小さな商店街の和菓子屋さんですが、年間を通すと20種類以上の

和菓子を扱っています。

 

《手順2:製品についての記述 》

 

◆扱っている製品を洗い出し!

 HACCPは、食品に関するハザード(危害要因)を取り除いていく活動です。

 製品によって扱う材料、製造工程、販売方法など異なるため、

 危害要因も製品毎に異なります。

 手順2では、この後の手順で危害要因を検討する為に、

 製品毎に材料や製造工程等を確認することが必要となります。

 

 

◆製品ごとの説明を書いてみよう!

  例えば、以下のような項目を洗い出してみましょう。

 ・製品のなまえ

 ・どんな製品なのか

 ・材料、成分、添加物

 ・賞味期限、消費期限

 ・製造工程

 ・流通方法 ・・・仕入れ業者、流通温度帯等

 ・保管方法 ・・・冷蔵保管、冷凍保管(〇〇度以下)等

 ・販売方法 ・・・冷蔵ショーケース、常温ショーケース

          密封してエイジレスを入れる等

 ・安全対策として取り組んでいること

 などなど。。

 

 どんな製品かがわかればいいのです。

 決まったフォーマットはありませんが、上記のような項目で

 用意して、必要に応じて追加していけばよいですね。(*^-^*)

 

 

 

手順はそんなに難しくはないですね。

ただ、製品毎に作るのがちょっと手間。。(^^ゞ に感じてしまうかも

しれませんが、お客様の安心・安全のため、ですね。(*^-^*)